​寺田美山 / Bizan TERADA

美山陶房

明治初頭の開窯以来、織部の割烹食器を中心とした窯元として5代にわたって作陶を続けてまいりました。2007年に亡くなった3代・美山は窯元の仕事と共に陶芸作家を志して作品発表を開始。その作品は米国メトロポリタンミュージアムにも収蔵されております。4代・康雄は作陶と共に陶芸技法の執筆と築窯にも力を注ぎ、海外での展覧会も多数開催。5代・鉄平も日本各地の画廊・百貨店、また海外での作品発表を重ねております。

 

織部をはじめとした赤津の伝統技法をベースに作陶をしておりますが、地域外の技術や技法も取り入れています。工房で用いる釉薬には赤津周辺の山々で採取できる風化長石「千倉石」や「鬼板」、昭和の頃に集められた竈や風呂で焚かれた灰などを使用。4代・康雄は桃山陶と金彩の技法を得意とし、自ら築窯した薪窯を用いて焼成した焼締め陶に金彩を施す等、常に新たな挑戦を続けております。

寺田 美山  陶歴
 

日展、朝日陶芸展、光風会展など入選。
瀬戸市陶芸展協会賞、愛知県産業工芸展奨励賞、瀬戸市民展市長賞、関西総合美術展カシュー賞・二席、挙母美術展市長賞、愛知工芸展奨励賞、暮らしの工芸展東海テレビ賞など受賞歴多数。

米国メトロポリタン博物館永久保存。
米国大統領ジミーカーターに献上する茶道具一式を黒部市の依頼により制作。
台北国際陶芸展招待出品。

東急百貨店、三越百貨店などで個展、親子展開催。

​2007年 10月26日没